すべてのHTMLドキュメントで必須のタグについて学びました。 それでは便利なタグをいくつか覚えてみましょう!
HTMLドキュメントは、本来「情報の構造」を記述するために考えられた文書形式であり、それぞれのタグはその構造に関する情報を指示します。
これをどう画面に表示するかは、ブラウザごとに、あるいは見る人のパソコンの設定ごとに異っています。
たとえば、文字の大きさなどは、見る人のブラウザの設定をもとに、相対的に表示されます。
従って、あなたがご覧になっているホームページの画面が、そのまま別の人のディスプレイ画面上でも同じように再現されるとは言えないのです。
よって、できれば、作り終えたら、お友達やご家族のパソコンでも同じように見えるかどうか、一度だけでも、確認してみることをお勧めします。
<H1>...</H1>〜<H6>...</H6>:見出し(Headlines)
<H1>...</H1>〜<H6>...</H6>は見出しの部分を示すタグです。「<P>...</P>」に先だって置かれ、段落の見出しを示します。なお「H」につづく数字が小さいほど、表示される文字は相対的に大きくなります。
<P>...</P>:パラグラフ(Paragraphs)
<P>...</P>タグはパラグラフ(段落)を示し、それに挟まれたテキストその他の情報が本文として解釈・表示されます。閉じるタグ「</P>」のほうは省略してもよく、また<P>があると、そこで空欄を1行開けるブラウザがほとんどです。
<BR>:改行(Break)
ある行を終わりにして次の行に移るときに、このタグを入れます。<P>と違って、空行はできません。
<A HREF="">...</A>:リンク(Links)
ウェブの大きな特徴の一つが「ハイパーテキスト(Hyper Text)」です。
これによってWWWでつながれた世界中のホームページを次からつぎへと簡単に見られます。なお、このように次々とリンクをたどっていろいろなページを見ていくことを「ネットサーフィン」と言います。
例えば
<A HREF="http://homepage.biglobe.ne.jp/">
BIGLOBE ホームページ広場のトップページ</A>
と書くと、ページを見ている人は「BIGLOBE ホームページ広場のトップページ」と表示された部分をクリックするだけで、そのページへ飛べるわけです。
もちろん、あなたのホームページ内の各ページを結びつけるのにも、このリンクを使います。
その際ちょっと注意してほしいのは、「""(ダブル・クォーテーション)」で挟まれた部分の記述のしかたです。
この「""(ダブル・クォーテーション)」で挟まれた部分では、上記の例のようにリンク先の指定を行います。
リンク先の指定方法について詳しいことは、[6]リンクの指定方法 でお話します。
それでは次に、リンク先の指定方法について、ぜひとも知っておいてほしいことをお話します。
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