CGIを作るときに使用するインタプリタ言語について特徴を学びましょう。 特に、プログラム作成の経験がない方のために、わかりやすくご説明します。
普通、プログラムは C言語などの人間が読んでわかる言語で書かれた後、コンピュータが理解できる言葉に翻訳すると実行することができます。
この翻訳作業のことをコンパイルといいます。
しかし、インタプリタ言語はこうしたプロセスとは違うプロセスを経て実行されます。
インタプリタ言語は、コンパイルを行わず、プログラムを即実行できるのです。
インタプリタ言語の良い点は、手軽で、データ量が少なくて済むため、CGIの作成に向いているということです。
カウンターのプログラムなどを公開しているページは、Perlやshのようなインタプリタ言語で作成されたプログラムを使用していることがほとんどです。
しかし、手軽なインタプリタ言語でも、プログラムに矛盾や文法的間違いがあると、そのまま実行され、最悪の場合、サーバを壊してしまう危険があります。
従って、UNIXについて正しい知識を理解する必要が出てきます。
■インタプリタ言語で作成されたプログラムをサーバに転送する際の注意
他のサーバからダウンロードしたプログラムや自分が作ったプログラムをサーバに転送する際の注意点は、アスキー(ASCII)データの形で転送することです。
自分のパソコンがMacintoshやWindowsの場合、テキストの改行コードが違うため、サーバに転送した際に、不正なコントロールコードが文章に付加されてしまい、インタプリタが認識しない場合があります。
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