今まで、ホームページを作るときのポイントをお話してきました。 今度はブラウザの発展について、少しお話します。その初期には、ホームページのほとんどがテキスト中心でした。
ブラウザが登場してからは、画面上に画像を表示したり、「ヘルパーアプリケーション」と呼ばれる、他のソフトを使ってテキスト以外の情報を載せたりする方法が可能になり、その表現の幅も使われる用途も大きく変わってきています。
特に、ネットスケープ・ナビゲーターが登場してから、ブラウザ画面の背景に色を付けたり画像を張り込んだり、あるいは画面上の文字の大きさや色の調節、さらには画像や文字のレイアウト(位置)など、HTMLドキュメントの「見え方」までを制御するHTMLタグが生まれ、初期の「構造」を指示するタグを補うようになりました。
また「プラグイン」と呼ばれる機能拡張ファイルをブラウザに付加することで、ヘルパーアプリケーションがなくても音声や動画をブラウザ画面上で再生することもできるようになりました。
現在ではさらに、Shockwaveというプラグインで楽しいアニメーションを再生したり、JavaやActiveXなどプログラムを直接ブラウザ上に取り込んで、よりダイナミックな機能・表現を作り出すことも、盛んに行われるようになっています。
いずれにしても、WWWでは技術の面でも表現の面でも日進月歩で常に変化し続けていますので、このオンライン・マニュアル以外にも書籍や他のホームページを参考にして、新しい情報を知っておくと役に立つことでしょう。
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