ホームページを作るとき、多少はインターネットに関する知識が必要です。基礎的な知識を中心に、一緒に楽しく学んでいきましょう!
WWW (World Wide Web:ワールドワイドウェブ) とは何でしょうか? ずばり言えば、インターネットで情報(「データ」とも言います)をやり取りするしくみの1つです。ここでは、「クライアント」「サーバ」と呼ばれるネットワーク通信に必要なコンピュータが使われています。
「クライアント」「サーバ」についてご紹介します。ホームページを作るとき重要です。
すべてのコンピュータは、インターネットのようなネットワーク環境において、それぞれの役割分担を持っています。
ここで、役割ごとにコンピュータを分けると、「クライアント」と「サーバ」の2つとなります。 「クライアント」とは、あなたが今お使いになっているパソコンのことです。簡単に言うと
情報を引き出すための「個人的なコンピュータ(=「パソコン」)」です。 「サーバ」とは、インターネット上の情報を所有し、クライアントからのアクセスに応じて、クライアントにデータを送りだすコンピュータのことです。
この2つは、どうして別々の役割を持っているのでしょうか? ネットワークのような世界では、膨大な情報があり、それを扱うには、容量が大きい&処理能力の高いコンピュータが必要です。しかし、あなたがお使いになっているパソコンでは対応しきれないため、「サーバ」が使われます。
ただし、「サーバ」は万能ではないため、「クライアント」や他の「サーバ」と負荷を分担しながら、多くの「サーバ」同士でお互いに情報をやり取りするようになっています。
「クライアント」と「サーバ」の役割や違いはおわかりいただけましたでしょうか?
「クライアント」と「サーバ」の違いについて、もう少しわかりやすい例を挙げましょう。
インターネット上の情報には、ホームページ、画像、音声、文章などいろいろありますが、ここでは例として、ホームページとします。
あなたのパソコンで作ったホームページを公開するときには、必ず「サーバ」に登録する必要があります。
そして、ホームページを見に来る人たちは「サーバ」にアクセスして、あなたの作ったホームページを見ます。(ただし彼らは、あなたの「クライアント(パソコン)」にアクセスすることはありません。) すべての情報のやり取りは「サーバ」を介して行われます。
さて、ホームページを見るのに必要なソフトがありますが、ご存知ですか?
そうです、あなたがたった今このホームページをごらんになるのに使っているソフトです!
そのソフトは ブラウザ と呼ばれています。 米 Microsoft 社の「インターネット・エクスプローラ」や米 Netscape Communications 社の「ネットスケープ・ナビゲーター」というブラウザがよく使われます。
このブラウザで、情報が登録されているサーバまで、情報を送るようにリクエストします。 サーバがそれに応えて画像や音声、文書、動画その他の情報を送り出し、それを受け取ったブラウザがあなたのパソコン画面上に情報を表示(または再生)します。
ブラウザからあるデータをリクエストする場合には、そのデータ名とそれが置かれた「場所」を指定します。この時、使われるのが URL(Uniform Resource Locator)です。ホームページアドレスとも言います。
(例) |
http://homepage.biglobe.ne.jp/info/index.html |
|
http://www.biglobe.ne.jp/ |
| などなど |
あなたのパソコンで作ったホームページを、インターネットにつながったサーバの中に置き、さらにそのホームページのURLをもっていないと、他の人たちはあなたのホームページを見ることができません。
従って、あなたがホームページを作った後で、ホームページ作成に使ったすべてのファイルをサーバ(=BIGLOBE で動いているサーバコンピュータ)の中の、あなたの領域に転送する必要があります。
ご自分のホームページをお持ちでない方は、「ホームページ新規開設の申し込み」でホームページ開設の手続きを行うことができます。
|